1. 文化・歴史

    日本人は本当に「勤勉」なのか?— 私の日本観が変わった瞬間

    ベトナムでは長いあいだ、「日本人=世界一勤勉な民族」というイメージがほぼ常識のように語られてきました。朝早くから満員電車に揺られ、夜遅くまで残業し、ミスを恐れて細部まで気を配る──そんな日本人像は、尊敬の対象でもあり、憧れでもありました。私自身も日本へ来る前は、「日本に行ったら、自然と自分もあの勤勉さに影響されるのだろう」と信じていました。しかし、実際に日本で…

  2. お知らせ

    新刊のご案内:『子どもと学ぶベトナムのれきし(日本語・ベトナム語・英語)』

    子どもが海外で育つとき、「自分はどこから来たのか」「家族のルーツはどんな物語を歩んできたのか」という感覚が、少しずつ薄れていくことがあります。まして、…

  3. 文化・歴史

    日本停滞の理由④:会議で決めず、会議を開くために会議

    ――決定よりも「誰も傷つかない」が優先される社会📝このシリーズでは、Xに載せた「日本がなぜ停滞したのか」 をもとに、12の視点から少し細かく分析してい…

  4. エッセイ・感想

    ネットで冷静を保つ技術──怒りを笑いに変えるために書いた本

    1.なぜ今、このテーマなのかSNSが生活の一部になり、誰もが発信できる時代。便利さの裏で、怒りや攻撃が日常に溶け込んでしまいました。他人の投稿…

  5. エッセイ・感想

    博士号を名乗る人の「論理」と「無知」——SNSで見た“知性の崩壊”

    今日、SNS上で「豪州で博士号を取得した」と自称する人物とのやり取りがあった。一見すると立派な肩書きだが、発言内容をよく読むと、論理・認識・文化理解の…

  6. エッセイ・感想

    日本停滞の理由③:年功序列という名の“足かせ”

    ――若者の能力より、年齢の順番が優先される社会📝このシリーズでは、Xに載せた「日本がなぜ停滞したのか」 をもとに、12の視点から少し細かく分析…

  7. 文化・歴史

    新刊のお知らせ『私の日本観とその変化』—理想の日本と、現実の日本のあいだで

    🌿どんな本なのか?この本は、ベトナム人である著者が長年日本で生活し、働き、そして考えてきた「日本観の変化」をまとめた一冊です。多くの日…

  8. エッセイ・感想

    「お国に帰れ」と叫ぶ社会——対話が失われた日本の現実

    言葉が軽くなり、怒りが日常になった時代SNSを開けば、どこかで誰かが誰かに怒っている。政治、経済、教育──そして「外国人」。特にX(旧…

  9. エッセイ・感想

    日本停滞の理由②:失敗を恐れる文化

    ――なぜ日本では、挑戦より“無難”が評価されるのか?📝このシリーズでは、Xに載せた「日本がなぜ停滞したのか」を12の視点から少し細かく分析しま…

  10. エッセイ・感想

    日本停滞の理由①:人口減少よりも「思考減少」

    📝このシリーズでは、Xに載せた「日本がなぜ停滞したのか」を12の視点から少し細かく分析します。第1回は――人口ではなく、「思考」が減っている話です。…

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  1. エッセイ・感想

    ベトナム人は本当に“犯罪者”なのか?──報道と現実のあいだで
  2. 日本軍

    ベトナム

    日本とベトナム 1940–1945年の歴史:それは「解放」ではない
  3. 社会

    日本の政治家についての動画を見てびっくりしました。
  4. 読書

    小学校プログラミング教育の本
  5. 日本

    なぜ「ベトナム人=怖い」というイメージができたのか?
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